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ニコチンガムを噛んでニコチンを摂取したときとプラセボのガムを噛んだときの線条体におけるドーパミンD2受容体結合能をPETで測定し、各々喫煙者と非喫煙者で比較してみたところ、喫煙者ではニコチンを摂取したときのD2受容体結合能がプラセボガムを噛んだときよりも大きく低下していました。その一方で非喫煙者では特に変化がありませんでした。これは、喫煙者ではニコチンを摂取したときに線条体のドーパミン放出が増加することを意味しています。
さらに喫煙者の中でも、Fagerstrom Test for Nicotine Dependence というニコチン依存度評価テストで依存度が高いと判断された喫煙者ほど、腹側線条体のD2受容体結合能の低下が大きいという相関関係が認められました。つまり、ニコチン依存が強い喫煙者ほど、同じ量のニコチンでより多くのドーパミンが腹側線条体で放出されるという結果が得られました。(Int J Neuropsychopharmacol 2008
抄録) |