当研究所ではこの体内のセロトニントランスポーターの量を測定できるリガンドを用いてうつ病および双極性障害(躁うつ病)の患者と正常の被検者のセロトニントランスポーターの量を調べました。
[11C](+)McN5652 は、これまでのリガンドと比較してセロトニントランスポーターに高い選択性と親和性を有しており、生体における測定を可能にしました。
下図は90分間の加算画像をしめしています。視床、線条体、中脳などに高いリガンドの集積をみることができます。
セロトニントランスポーターは多くの坑うつ薬の作用点であり、気分障害での変化が想定されています。
[11C](+)McN5652を用いたPETにより、視床でのセロトニントランスポーター結合を調べたところ、気分障害で結合が上昇していることがわかりました。 |