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生体イメージング技術開発研究チーム / 先端生体計測研究プログラム

チーム紹介

Positron Emission Tomography(PET)は、がん診断など臨床現場で活躍するほか、分子イメージング研究を推進する手段として有望視されています。生体透過性に優れる放射線を使って体内情報を得る核医学イメージングにおいて、PETは原理的に感度および定量性に優れる方法ですが、未だその潜在能力を十分に活かしきれていません。具体的には、分解能や感度、さらにはコストに課題が残され、次世代PET装置の研究開発は世界的な競争下にあります。そこで本チームでは、産学協力のもと、がんや脳の疾患で困ることのない未来を目指し、次世代のPET装置および要素技術の研究開発を進めています。具体的には、世界に先駆けて実用化に成功した、分解能と感度を両立するDOI検出器(3次元放射線検出器)をコア技術とし、次世代DOI検出器「クリスタルキューブ」と新PETコンセプト「OpenPET」の研究開発を進めています。


チームリーダー
山谷 泰賀

次世代PET研究会報告書
主要業績(2006年以降)

研究紹介

1. 次世代DOI検出器「クリスタルキューブ」の開発
PET装置の高性能化と普及を目指し、最先端技術を集約した革新的アイディアに基づく新しいPET検出器「クリスタルキューブ」を開発しています。具体的には、シンチレーターを超小型の半導体受光素子であるガイガーモードAPD(SiPM)で取り囲み、シンチレーション光の効率的検出と高度解析により、究極とされるサブミリオーダーの等方的分解能の実現を目指します。本開発の一部は、JST先端計測分析技術・機器開発事業として、千葉大、東大、浜松ホトニクスと共同で進めています。

2. 新PETコンセプト「OpenPET」の研究
開放化という全く新しい概念を具現化する世界初の開放型PET装置「OpenPET」のアイディアを提案し、その実現に向けた要素技術の研究開発を進めています。OpenPETにより、単なる検査時の心理ストレス低減に留まらず、同時刻に同一箇所をPETおよびCTで撮影可能なリアルタイム型PET/CT装置、全身を一度に撮影可能な全身同時視野PET装置、さらにはPETガイド下の放射線がん治療の実現が期待されます。特に、重粒子線がん治療において、治療ビームを可視化し、腫瘍に正確に照射されたかどうかをその場で確認する手法の研究を行っています。

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members

山谷 泰賀
チームリーダー
稲玉 直子、吉田 英治
主任研究員
錦戸 文彦
研究員
脇坂 秀克
准技術員
村山 秀雄
専門業務員
田島 英朗
学振特別研究員
平野 祥之
博士研究員
木内 尚子、品地 哲弥、谷川 明日香、新田 宗孝、水島 弘雅
大学院課程研究員
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