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重粒子医科学センター

我が国唯一の放射線診療単科病院として 重粒子医科学センター病院


組織図 重粒子医科学センター 臨床治療高度化 研究グループ 診断治療高度化 研究グループ 次世代照射システム 研究グループ ゲノム診断 研究グループ 粒子線生物 研究グループ 先端遺伝子発現 研究グループ

放医研の重粒子医科学センター病院は、日本唯一の放射線診療単科病院であり、がんの放射線診療に特化した非常にユニークな存在となっています。主に放射線治療・診断を中心とした先進医療や臨床試験が行われていますが、緊急被ばく医療の三次被ばく医療機関としての機能も備えています。

病棟は、患者さんのプライバシーを守り、家族との触れ合いを重視するとともに、高いアメニティーと優れたユーティリティーを考慮して設計されています。病院を支えるスタッフは、世界に例を見ない診療技術の確立を通して、近隣アジアや欧米諸国に対する国際貢献の役割も担っています。

公式サイトはこちら >> 重粒子医科学センター病院

■ 万全な体制と綿密な計画のもとに実施される臨床試験

「重粒子線がん治療臨床試験」とは、放医研の医療用重粒子線がん治療装置HIMACを使用して行われる臨床試験のことを言います。これらは様々ながんの症例に対し、重粒子線がん治療の安全性と有効性を検証し、またこれまでの治療法に比べて、優れた治療効果を発揮する疾患を見出すことを目的として実施されます。

重粒子線によるがん治療は、臨床試験実施上の最高組織である「重粒子線治療ネットワーク会議」をはじめ、「計画部会とその分科会」

「評価部会とその研究班」「倫理審査委員会」等、所内外の専門家・有識者からなる委員会の協力を得て、倫理的・科学的に遂行されています。

■ 先進医療として承認された重粒子線がん治療

重粒子医科学センターによる重粒子線がん治療に登録された症例は、1994(平成6)年の治療開始以来、2006(平成18)年3月時点において2,600名以上を数え、年々増加しています。臨床試験の初期段階では、肺や皮膚等に強い早期反応(副作用)を認めた症例がありましたが、長期的にはいずれも順当な回復をみました。また少数の症例において重篤な消化管の副作用を認めましたが、適切な照射線量の把握や照射法の改善により解決されました。現在ではこれまで蓄積された臨床試験データをもとに、より治療効果の高い照射治療が行われており、多くの症例において病巣制御や症状改善の効果が得られています。

グラフ : 重粒子線がん治療の登録患者数

重粒子医科学センター病院の臨床試験ではほとんどの部位で、他の治療法では治癒が困難な症例を治療対象としていますが、特にエックス線に抵抗を示す腫瘍(腺がん、腺様嚢胞がん、悪性黒色腫、肝細胞がん、肉腫等)で顕著な有効性が認められています。これまでの実績が認められ、2003(平成15)年10月、厚生労働省により先進医療として承認されました。

■ 医療相談に対する窓口を開設

放医研による重粒子線がん治療の評価が高まるにつれて、全国からがん治療に関わる多くの医療相談が寄せられています。重粒子医科学センター病院では、専任担当者による電話相談コーナーを設置するとともに、電子メールによる医療相談に対しても可能な限り適切なアドバイスのできる体制を整えています。また、週2日は医師による相談日を設け、専門的な医療相談にも対応しています。

放医研重粒子医科学センター
【病院・事務課相談窓口】043-284-8852

(病院の理念)私たちは、がん克服のため、放射線治療に関する診療と臨床試験を推進し、安全で専門性の高い医療の確率と、患者さん本位の良質な医療を提供します。

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