News Report

IAEA/RCA地域トレーニングコース
「Regional Training Course on Advanced Clinical Applications of PET」開催


平成21年4月20日〜24日にかけて、IAEA/RCA地域トレーニングコースが開催されました。本コースはRAS6049プロジェクト「Strengthening Clinical Applications of PET in RCA Member States」に関連したもので、現行の腫瘍FDG-PETに加えて、腫瘍以外の疾患へのPET適応やFDG以外のプローブの臨床応用を含めたPET・PET/CTのより進んだ臨床応用について教育を行うことを目標としています。そこで、この目標を満たすべく、コースの構成について協議を重ね、腫瘍診断に関しては、FDGに加え、アミノ酸代謝、核酸代謝、低酸素プローブなどの非FDGプローブ、PET/CTの放射線治療計画への応用等に関する講義を、腫瘍以外のPET応用としては、循環器、脳神経、炎症性疾患のPET診断に関する講義を行うこととしました。


参加者の集合写真

本コースには、RCA加盟11カ国から19名の参加者がありました。初日は、米倉理事長の開会の挨拶、外務省国際原子力協力室の長沼主席事務官、群馬大学の中野教授からのご挨拶ののち、コースが開始されました。同日夕方には、ウェルカムレセプションが行われ、参加者と楽しいひとときを過ごすことができました。木曜日には、横浜市大・ゆうあいクリニックを訪問し、PETによるがんスクリーニングに関する講義、施設見学が行われ、ゆうあいクリニックでは、その立派な設備に参加者は目を見張っていました。

今回のトレーニングコースは内容が多岐にわたっており、内容が難解すぎるのではと心配でした。しかしながら、それぞれの講義では、参加者の方々から多くの質問が寄せられ、活発な討論を行うことができました。また、コース前後に行ったテストの結果からも、参加者の理解度が向上したものと考えております。各々の国を代表して参加している参加者の気概・気迫を強く感じると共に、PET先進国として日本の研究者も更に向上が必要であると改めて認識させられました。


ウェルカムレセプション (村田理事の挨拶)

稿を終えるにあたり、お忙しい中、講義を引き受けていただいたピサ大学のMariani教授をはじめとする所内外の先生方、快く施設見学等の対応をしていただいた横浜市大、ゆうあいクリニックの先生方、コースの企画から遂行までに多大なご協力をいただいたIAEAのMr. Dondi、企画部国際係のスタッフの方々に心から感謝致します。


ゆうあいクリニックの施設見学

分子イメージング研究センター
分子病態イメージング研究グループ
佐賀 恒夫


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