研究基盤センター

研究所に必要な先端的な放射線の発生・照射技術の開発、放射線計測技術の開発、および実験動物分野の技術開発を行うとともに、それらに関する基盤技術を提供しています。また、放射線科学分野に携わる人材の育成、情報技術と研究情報基盤の整備、長期的な展望に立った研究設備の整備、および研究を安全に進めるための業務を行っています。
運営企画ユニット
円滑な研究の支援と人材育成のために
- 放医研の研究を支えるインフラとしての研究基盤センターの運営と研究推進を支援する企画を担当します。
- 研究基盤センター全体の庶務をまとめ、センター内及び他の研究センター等との総括的な連絡・調整を行います。
- 放医研の技術基盤の向上と研究との連携のため、技術報告会等を主催します。
- 研究基盤センター全体で取り組むような各種委員会の事務局を担当します。
- 放射線に対する正しい知識と技術を身につけることにより、放射線防護、放射線利用および放射線医療の分野で活躍する人材の育成を進めます。

NIRS テクノフェア

放射線看護課程の実習風景 「放射線の性質と防護」
研究基盤技術部
高度な技術者集団を目指して
共用施設(静電加速器施設PASTA&SPICE及びNASBEE)研究課題・マシンタイム募集のお知らせ
平成24年度共用施設(静電加速器施設PASTA&SPICE及びNASBEE)研究課題・前期マシンタイム募集は終了いたしました。
様々な装置の技術開発
放射線発生装置の維持管理や、高度な照射技術の研究開発と放射線場の品質管理を行っています。また、技術支援を必要とする共用機器の維持管理と提供を行っています。
マイクロビーム細胞照射装置(SPICE)の開発

照射用ビームラインとその架台
低線量影響実験棟の中性子照射装置の開発

動物照射台

中性子照射用ビームライン
放射線計測技術の研究開発

広領域画像高速取得顕微鏡の開発
広い領域を顕微鏡分解能で高速に画像化することができます。中性子の線量を計測するために個人線量の測定サービスをする民間企業で使用されています。

※セイコープレシジョン(株)との共同研究
蛍光飛跡検出器の開発

重粒子線(3種類)からの蛍光イメージ:白い点が1つ1つの放射線に対応する
いろいろな種類の放射線の混在する場で、それぞれの放射線を可視化して計測することができる特徴があります。放射線治療などでの線量計測を目指して、開発研究を進めています。
※米国ランダウア社との共同研究
宇宙放射線線量計国際比較実験(ICCHIBAN)
複雑な放射線の混在場で正しく線量を測定するために12カ国の関連機関が協力し、比較実験を進めています。
実験動物の開発・供給
放射線影響研究に不可欠な実験動物について、研究ニーズに基づいた実験動物の開発・供給、クリーンな飼育環境の維持管理および動物の衛生管理を行い、実験動物に関する研究基盤の整備・発展に努めています。またこれらに必要となる衛生学的研究開発、生殖工学的研究開発も行っています。
さらに研究所で行われる動物実験の適正な遂行のために、動物実験委員会が対応しています。

低線量影響実験棟内のSPF実験動物飼育エリア

発生工学技術を用いて新しく作出された放射線影響研究に役立つ遺伝子改変マウス
遺伝子・細胞情報研究開発
多能性幹細胞およびゲノムリプログラミングに関する研究・技術開発を行なっています。また、独自に開発した高カバー率遺伝子発現解析法(High Coverage Expression Profiling法:HiCEP法)およびバイオインフォマティクス技術を提供します。


JST機器開発プロジェクトにより開発したHiCEP反応自動化装置

JSTソフトウエア開発プロジェクトにより開発中のデータベース作成プログラム

iPS細胞樹立過程を単一細胞レベルで追跡により明らかにした。
情報基盤部
研究所の効率的な経営、研究、業務運営を支える情報基盤
情報基盤部では、情報ネットワークや基幹情報システムの企画、整備、運用、維持管理や、情報セキュリティの確保、学術情報の収集、保管、提供などを通じて、研究所の円滑かつ効率的な経営・研究・業務運営を支えています。
円滑なコミュニケーション、情報共有のために
研究所の内外との円滑なコミュニケーションや情報共有のために、電子メールやインターネット、所内のイントラネットなどのコミュニケーションツールが24時間常時使用できるよう、情報ネットワークや機器の安定的な運用に努めています。
情報処理の高度化

データベースサーバー
研究における高度なデータ処理を支援するために、科学技術計算用高速コンピュータやデータベースサーバ、プログラム開発環境、各種ソフトウェアなど、基幹情報システム(共有の情報処理環境)を整備し研究者に提供しています。
情報セキュリティの確保
情報ネットワークや基幹情報システムを安心して活用できるよう、情報セキュリティポリシーを定め、安全な情報基盤の維持に努めています。
研究を支える専門図書館

書架
図書室では、自然科学全般、特に放射線医学と関わりの深い医学、生物学、物理学、化学、原子力工学等の幅広い分野の専門図書、学術雑誌や電子ジャーナル、データベースを収拾し、提供しています。
研究開発成果の発信
研究開発成果の利用を促進するため、原著論文や学会発表資料、調査・研究の過程で得られた放射線医学に係る貴重なデータや資料等ををデータベース化・アーカイブ化し、ホームページ上で公開しています。
安全・施設部
安全確保と研究施設の効率的運用を目指して
安全確保の向上
放射性物質、核燃料物質の取り扱い、およびHIMAC等放射線発生装置に対する安全管理、放射性廃棄物および危険物等の管理、作業環境の改善、安全衛生を的確に実施するとともに、施設設備を維持管理し、安全確保の向上を図っています。

核燃料物質等を取り扱う作業現場

停電時、放医研の電気を安定的に供給するのための自家発電設備点検作業

定期的に行われる消防訓練

廃棄物の保管と管理
危機管理体制の整備

危機管理室での訓練状況
異常事態が発生した時の対策や、国民保護法に基づく危機管理体制の整備を図り、万一の事態に備えています。
施設・設備の整備計画の策定

新しい研究課題にも対応できるよう10年先を見据えた施設・設備の整備利用計画を策定し、着実に実施して行くことで、実効性のある施設・設備の利用・運用を図ります。
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