重粒子(炭素イオン)線治療の対象部位とその適応について
放射線医学総合研究所では、平成6年6月より炭素イオン線を用いた第I/IIおよび第II相の臨床試験を実施し、さらに平成15年11月からは先進医療を実施しています。現在までに行われた臨床試験および先進医療の結果、炭素イオン線治療では、従来の放射線に抵抗性の腫瘍や重要臓器に近接した腫瘍などに対して良好な治療効果が得られています。
炭素イオン線による治療をお受けになりたい場合には、当病院までご相談下さい。
なお、炭素イオン線による治療を行う場合には、当病院の医師により、先進医療あるいは臨床試験のための説明(病名告知を含む)を患者様およびご家族に行い、同意を得た上で実施いたします。現在、炭素イオン線による先進医療あるいは臨床試験を行っている各疾患の適応条件および治療内容の要約を以下に示します。
すべての炭素イオン線治療に共通の適応条件
- 対象部位に対する放射線治療の既往がない
- 病理診断がついている
- 評価可能な病変を有する
- 原則として腫瘍の最大径が15cmをこえない
- 広範な転移がない
- Performance Statusが0-2
(カルノフスキー指数60以上)


