看護課のご紹介

2. 放射線治療とはどのようなものでしょうか

放射線は、地球ができたときから自然界に存在しています。この自然界からの放射線を自然放射線といい、人のうける放射線は大地からの放射線、宇宙線、体内に取り込んだ放射性物質からの3つに分類できます。一方、私たちの身のまわりには、自然放射線の他に人工的につくられる放射線(人工放射線)があります。放射線治療・診断に使用される放射線は、放射線発生装置で人工的に発生させたものです。

放射線は目で見ることができませんし、体に放射線をかけられても何も感じられませんが、かけられた量(線量と呼びます)に応じて、細胞の増殖を止めたり、死滅させるような効果があります。このような放射線の効果は、放射線のかかった部分に現れます。
たとえば、頭部に放射線をかければ脱毛が生じることがありますが、腹部や胸に放射線をかけても、髪の毛が抜けるようなことはありません。放射線をかける場合、医師は出来るだけ病気のある部分にだけ放射線がかかるようにしています。これがうまくいけば、放射線を使って体に傷をつけずに、その働きを損なうことなく病気を治すことができるのです。特別な場合を除いて、放射線は一度にかけるのではなく、全線量を何回かに分けてかけます。

放射線の治療効果を十分に得るためには、計画した通りに毎回の放射線をかけることが大切です。

  1. はじめに
  2. 放射線治療とはどのようなものでしょうか
  3. 放射線の種類と治療方法
  4. 治療計画について
  5. 放射線治療のすすめ方
  6. 照射室内での注意
  7. 放射線治療の有害反応
  8. 放射線治療中に守っていただきたいこと
  9. 治療が終わって
  10. おわりに
本文はここまでです。この後に、関連リンクが続きます。 ページトップへ