画像診断について

CT、MRI等で、造影検査を受ける方へ

あなたの病気の状態を明らかにするために、"造影検査"が必要です。これは、普通のX線やMRIで、はっきりしない部分を鮮明にするために薬剤を用いる検査です。当院におかかりの患者さんは、ほとんどの方が造影検査が必要です。薬剤を用いるため、他の医学的処置と同様に、全く危険性がないとは言えません。ただ、副作用が出たとしても、症状はほとんどが一時的な現象で、心配するほどのことはありません。

しかし、病状や体質によっては生命に関する重篤な症状が発生することが、ごくまれにあります。このため、検査にあたる医師は万全の準備を整えています。今回の検査が、あなたの病気をはっきり診断し、治療の方針をたてるために、必要であることをご理解ください。なお、以前、同じ検査を受けてなんにも症状がでなくても、次の検査で症状がでてしまうということがありえます。また、ごくまれには、検査終了後1週間くらいたってから症状が出ることがあることを知っておいてください。

造影剤が絶対的に使用できないかたは次の項目に該当する方です。

  • CT: 腎臓の機能がかなり悪い場合。過去に強いアレルギー反応(ショック)などが起った方。
  • MRI: 腎臓の機能がかなり悪い場合。過去に強いアレルギー反応(ショック)などが起った方。

以前、気持ちが悪くなった、じんましんが出た方は、要注意ですが、治療上どうしても造影検査が必要な場合には、その副作用を抑える薬剤を使用して、検査をすることがあります。担当医にご相談ください。なお、CTとMRI検査では、使用する造影剤が全く違います。CTの造影検査で異常が出た場合でも、MRI造影検査では異常の無い方が大部分です。もちろん、まれに両方の造影剤で異常反応が出る方がいます。ご心配の場合には、担当医にお尋ねください。MRIの造影剤で異常が出る方は、CTの造影剤で異常が出る方に比べるとかなり少ないです。

また、CTの造影検査時に、ある特定の糖尿病治療薬を飲んでいた場合、強い副作用がでることがあります。糖尿病の薬剤を服用されている方は、検査前に申し出る必要があります。インシュリンの注射は問題ありません。

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