適応となっている疾患について

2.適応となるための基本的条件

重粒子線治療を適応するための重要な条件としては、

  1. 他の治療法が適用できないか、良好な結果が期待できない。

  2. 局所療法の適用により、患者さんに大きなメリットがある。

  3. 理論的に、あるいはこれまでの経験から、重粒子線治療により他の治療よりも良好な結果が得られる可能性がある。

この条件を満足し、独立した臨床試験が開始されていない疾患としては、

  • 身体各部のT1-2N0M0がん(早期例)のうち全身的な理由で手術不適例あるいは手術を拒否したもの

  • 身体各部の局所限局性の進行癌

  • 転移または再発がんで局所に限局しているもの

などが考えられます。

ただし、以下の患者さんについては基本的に適応となりませんので、あらかじめご了承下さい。

  1. 対象病巣以外の転移を有する患者さん

  2. 病理診断の確定が困難な患者さん

  3. 対象病巣の画像または肉眼的計測ができない患者さん(術後の顕微鏡的残存など)

  4. 日本語による説明を理解し、本人の自由意志による同意を得ることが困難な患者さん

  5. 著しく全身状態の不良な患者さん
本文はここまでです。この後に、関連リンクが続きます。 ページトップへ