適応となっている疾患について

3. 重粒子線治療の方法

重粒子線治療の流れ


  1. 初診:
    前立腺がんに対する重粒子線治療の方法としては、まず紹介していただいた病院からの資料をもとに適格性の判定と治療の説明をします。
  2. 外来2回目(初診から2週間〜1ヶ月程度);
    治療内容を決めるための条件に従って、低・中・高リスクのいずれに該当するかのプロトコールで決められた病理医による判定を行います。また、その後の準備や治療の具体的な日程をお伝えします。
    中・高リスクの場合は、ホルモン療法を2〜6ヶ月受けていただいてから、重粒子線治療が開始されます。
  3. 外来3回目(外来2回目から数ヶ月後);
    治療計画CTと治療時の寝台上における位置の再現性を高めるため、患者さんの体型にあわせた個別の熱可塑性樹脂による固定具を作製(固定具の作製風景)します。
  4. 外来4回目(外来3回目から1-2日後);
    固定具を装着した状態で治療計画用CTを撮影します。その後、最終的な説明と同意の署名をしていただきます(インフォームドコンセント)(※署名後でもキャンセル可能です)。
    治療開始までの間、外来4回目に撮影されたCT画像上で重粒子線治療担当医が照射すべき領域を入力し、その領域から適正な照射を実現するためのデータの取得と検証が行われます。
  5. 治療開始;
    入院・通院いずれも可能です。治療回数は12回です。週4回(火、水、木、金)治療が行われますので、祭日等がない時は3週間で治療終了となります。
    照射そのものは痛みや熱感などの刺激を伴うものではありません。照射室に入って、治療台に乗っていただいたら、担当技師による位置合わせが始まります。通常15分程度で位置合わせは終了し、技師から治療を始めるという説明があります。治療そのものは2〜3分で終了します。

固定具の作製風景


前立腺癌の線量分布図



  1. 当院を受診していただくに際して
  2. 重粒子線治療の適応
  3. 重粒子線治療の方法
  4. 治療成績
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