適応となっている疾患について

5. 治療成績 : 大腸がん (術後骨盤内再発)

1. 大腸がん術後骨盤内局所再発

現在行っている重粒子線73.6GyEでの133人の治療成績は、5年局所制御率が92%で、5年生存率は43%でした。一般の放射線治療での5年局所制御率は30%以下、生存率は10%以下であり、我々の重粒子線治療の成績は他の放射線治療の成績に比較して極めて高く良好な成績と思われました。手術療法の報告例でも5年生存率は30-40%であり、重粒子線治療の成績は、手術治療に匹敵するものでした。

2. 大腸がん術後腹腔内リンパ節再発

重粒子線50GyE以上で治療を行った12人の治療成績は、2年局所制御率が100%で、5年生存率は51%でした。重粒子線治療の成績は、手術治療に匹敵するもので、しかも副作用が極めて少ないのが特徴でした。重粒子線治療は、外来での通院治療が可能で、高いQOL(生活の質)を治療中および治療後も維持することが可能でした。

参考資料

  1. 当院を受診していただくに際して
  2. 大腸がん術後再発に対する治療の現状と重粒子線治療への期待
  3. 治療の適応
  4. 大腸がんに対する重粒子線治療の手順の説明
  5. 治療成績
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