適応となっている疾患について

4. 大腸がんに対する重粒子線治療の手順の説明

大腸がんに対する重粒子線治療の手順を順番に説明します。

1. 外来受診

紹介状を持参して、当人が外来を受診します。

紹介状、資料を参照し、病歴を伺い診察を致します。

これを基に、治療対象としての適格条件を満たしているか不適格条件がないかの判定を行います。

条件を満たしている場合は、治療患者リストに申請するとともに入院手続きをとります。

2. 治療

診断および病期の確認

  • 病期の確認、適応条件を満たしているかを再確認いたします(CT / MRI / PET)。
  • 必要な画像診断を追加検査します。
  • 説明と同意(インホームド・コンセント)をとります。この時、治療回数、治療時間など治療に関する説明もします。
  • 先進医療は、自由意志ですので、説明をお聞きいただいた上で、キャンセルすることも可能です。

治療の準備(外来で行います)

  • 固定具(体を固定するカプセルのようなもの)を作製します。
  • 治療計画用CTを撮影します。
  • 治療のルハーサルを行います。

治療(外来あるいは入院で行います)

  • 照射そのものは痛みや熱感などの刺激症状を伴うものではありません。
  • 照射室に入って、治療台に乗っていただいたら、担当技師による位置合わせが始まります。
  • 通常15分程度で位置合わせは終了します。
  • 技師から治療を始めるという合図があり、照射時間そのものは2〜3分で終了します。
  • 入室から退室までの時間は、通常30分以内となります。
  • 治療日は、祭日などがない時は週4回(火、水、木、金)治療が行われます。
  • 骨盤内局所再発に対する重粒子線治療は16回/4週間、腹腔内再発は12回/3週間で治療を行います。

  1. 当院を受診していただくに際して
  2. 大腸がん術後再発に対する治療の現状と重粒子線治療への期待
  3. 治療の適応
  4. 大腸がんに対する重粒子線治療の手順の説明
  5. 治療成績
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