適応となっている疾患について

I. 肝細胞がん

5. 先進医療の適応条件

2003年10月10日より「固形がんに対する重粒子線治療」が先進医療として国から認可されました。これに伴い、肝細胞がんの重粒子線治療も2005年9月より先進医療に移行しました。現在、原則として2日間で治療を終了する2回照射法もしくは4日間4回照射法を用いた治療を行っていますが、場合によってはそれ以上の期間、回数を用いた治療を行うこともあります。

中等度以上の肝機能が保たれていて (Child-Pugh分類AまたはB)、病変が限局している場合が重粒子線治療の良い適応です。特に3cmを超える病変は、PEI、RFAのみでコントロールすることは困難なため、手術同様重粒子線治療の良い適応です。腫瘍が広範囲に浸潤している例、肝の両葉に多発している例は原則として適応はありません。また、腫瘍が消化管に接している場合は、放射線障害のリスクのため治療はできません。さらに、コントロール困難な腹水がみられる場合は正確な治療を行うことが困難で、重粒子線治療には適しません。


I. 肝細胞がん

当院を受診していただくに際して

  1. 肝細胞がんの特徴、重粒子線治療研究の背景、既存の治療法
  2. 重粒子線治療研究の経緯および現状
  3. 重粒子線治療の方法
  4. 臨床試験の治療成績
  5. 先進医療の適応条件と、今後の展望
  6. 治療計画用CT画像と重粒子線の線量分布図
  7. 治療前後の実際のCT画像(3症例)
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