肺がん:適応となっている疾患について

1.重粒子線治療の適応

肺野型(先進医療)

適格条件

  1. 病期 I期。

  2. 腫瘍の計測が可能

  3. PSは0〜2。

  4. 本人に病名・病態の告知がなされており、かつ本人に同意能力がある。
    手術適応・非適応の別を問いません。

不適格条件

  1. 小細胞肺がんと診断されたもの。

  2. 予後が6月に満たないと推定される。

  3. 活動性の結核、真菌症などの難治性感染症が合併している。

  4. 活動性の重複癌がある。

  5. 医学的、心理学的または他の要因により担当医師が不適当と判断したもの。

肺門型・肺門近接型肺がん(先進医療)

適格条件

  1. 肺門・肺門近接型肺がんで気管支壁外腫瘤を形成するT1,T2,T3,T4腫瘍でリンパ節転移のないもの。

  2. 腫瘍の計測が可能である。

  3. PSは0〜2。

  4. 本人に病名・病態の告知がなされており、かつ本人に同意能力がある。

不適格条件

  1. 小細胞肺がんと診断されたもの。

  2. 以前に同部位への放射線治療の既往がある。

  3. 予後が6月に満たないと推定される。

  4. 照射部位に活動性の結核、真菌症などの難治性感染症および間質性肺炎*が合併している。
    * 胸部単純写真にて明らかな間質性肺炎の像を示すもの。

  5. 活動性の重複癌がある。

  6. 擬ゝご瓢戞△△襪い呂気蕕肪羶の気管支にあきらかな気管支全周にわたる壁外浸潤を伴う。気管支軟骨の欠損が認められる。

  7. 心臓、大血管、気管、気管分岐部、食道および脊髄に明らかに浸潤しているもの。癌性胸膜炎、胸膜播種を認めるもの。

  8. 医学的、心理学的または他の要因により担当医師が不適当と判断したもの

「局所進行型」肺癌(先進医療)

適応条件

  1. 心肺機能低下などの医学的理由による手術非適応例、あるいは手術拒否例

  2. T1-2N1,胸壁浸潤T3N0、「縦隔型肺癌」 およびパンコースト腫瘍などsuperior sulcus tumor(SST)

    • 「縦隔型肺癌」とは、縦隔近傍の原発腫瘍が縦隔に直接浸潤しリンパ節転移も巻き込んで1塊の局所腫瘍を呈しているもの。

  3. 腫瘍の計測が可能。

  4. PSは0〜2。

  5. 本人に病名・病態の告知がなされており、かつ本人に同意能力がある。

不適格条件

  1. 小細胞肺がんと診断されたもの。

  2. 以前に同部位への放射線治療の既往がある。

  3. 癌性胸水、胸膜播種および癌性心嚢水のあるもの。

  4. 心臓、大血管、気管、気管分岐部、食道および脊髄に明らかに浸潤しているもの。

  5. 予後が6月に満たないと推定される。

  6. 照射部位に活動性の結核、真菌症などの難治性感染症の合併。

  7. 活動性の重複癌がある。

  8. 医学的、心理学的または他の要因により担当医師が不適当と判断したもの。

当院を受診していただくに際して

  1. 重粒子線治療の適応
  2. 重粒子線治療の手順
  3. これまでの治療成績
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