緊急被ばく医療研究センター
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平成27年8月26日、放医研は新たに高度被ばく医療支援センターに指定されました。
旧三次被ばく医療機関と高度被ばく医療支援センターの機能は概ね同様です。
以下の「三次被ばく医療機関」は、「高度被ばく医療支援センター」と読み替えて下さい。

放医研の役割について

緊急被ばく医療における放医研の役割

放医研は、三次被ばく医療の中心的機関として、高度専門的な除染及び治療を実施するとともに、全国の地域被ばく医療機関群に対し必要な支援及び助言を行う役割を担っています。具体的には、

1)緊急被ばく医療派遣チームを現地緊急時医療本部へ派遣する。
2)より専門的な診断・治療が必要とされる被ばく者を受け入れる。
3)外部専門機関とネットワークを構築し、情報交換、研究協力、人的交流を行う。
4)平常時から緊急被ばく医療体制の充実を図る。
5)緊急被ばく医療に関する技術開発・研究を推進する。

組織と設備

  • 緊急被ばく医療研究センターが中心となって、緊急被ばく事故発生時に備えます。
  • 被ばく患者の収容は、緊急被ばく医療施設(4床)、病院の設備(96床)を活用し、医師、看護師及び診療放射線技師並びに放射線防護・安全部員、関係研究部研究員なども動員して全所的に対応します。
    >> 緊急被ばく医療施設の紹介

緊急被ばく医療ネットワーク会議

線量評価機能

  • 緊急被ばく患者に対し適切な対応をとるために、できるだけ迅速かつ正確に線量評価を行うことが重要です。線量評価には、臨床症状及び血球数・染色体異常等に基づき行う生物学的線量評価と患者自身(肺モニター、ホールボデイカウンタ)及び生物試料や患者所持品を測定・計測・核種分析を行うことによる物理学的線量評価があります。放医研は、全国の専門機関とネットワークを構築し万全な体制をとっています。
    >> 染色体ネットワーク会議、物理学的線量評価ネットワーク会議

除染機能

  • 放射性核種による汚染は、体表面汚染と体内汚染に分類できます。除染が困難な体表面汚染や体内汚染を伴う患者は放医研において適切な管理のもとで除染が行われます。

研修機能及び全国の防災訓練、講習会への専門家の派遣

緊急被ばく医療に関する研究開発

データベースの構築

国際協力

  • 国際的な共同体制構築の一環として世界保健機構(WHO)との連携を図るため、WHOの登録機関緊急被ばく事故に対するネットワーク(REMPAN)の下部組織のLiaison Instituteに登録されています。

  • 国際緊急援助隊専門家チームに、放射線測定及びデータ解析、除染、緊急被ばく医療について放医研の専門家を登録しています。

  • 原子力発電所の建設・運転が進む近隣諸国から援助要請があった場合は、迅速に対応する体制を整えています。また、近隣諸国からの研修生を受け入ています。

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